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真っ白な心 雲の様に掴めない存在 憎めない…アイツ。
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Wエリートさん継続中です。(ぉぃ)
いえ、ちゃんとヒーローくんも描いてはおりますが(´∀`;)


余談ですが、只今相棒と共同でヒーローくんたちのキャラ設定を試行錯誤中でございます。

後に相棒がこれで、趣味ながら本格的に小説を作っていくらしいので
オレはその本編の番外編SSやら、登場キャラのSSでも考えようかと思っています、ハイ!

オレのブログから飛び出て、ヒーローくんと13号も一緒にいるらしいので(笑)




…というわけで、早速試しに少しだけSSを考えたのですが。

これがまたWエリートっていうね…オレ得です(´∀`;)


ちなみに考えに考えた設定では、サイヤ人アバター♀ちゃん達のみ


別世界(または別次元)から来た 設定になっています。


ヒーローくん達は 現代に住む、実に平和な世界の住人。

エリートさん達は 悪がはびこる、未来トラの世界のような住人


…です。おお、なんてフリーダム(笑)


ですが、あくまでまだ仮定であり、またちらほら変わってくるかと…。



しかし所々注意することも…(汗)

それは、オレのヒーローくんと、相棒のヒーローくんとでは、少し設定が変わってくるので
相棒の小説が元ネタになるSS以外は、オレの妄想でのヒーローくん達になります。


現に、相棒のヒーローくんは一人称が ぼく だったり、

年が13歳だったりします…もっとショタってる…!だがそれもいい(こら


オレのヒーローくんは公式に沿って、一人称が おれ 、年齢は15歳ほど。

かつ、アバター名が「クロノ」です。(汗)





ごちゃごちゃするのが見えてるんですね、はい(汗)

かさばってきたら、分けようかと思ってます…!



それでは長くなりましたが、誰が得するかサッパリ分からない & よく分からない

WエリートSSです(´∀`;;)




拍手










定めを受けた戦士は皆傷付き、次々と倒れゆく。



やがて、戦う者は誰一人とて居なくなり。



この星は破壊を尽くされ、人類は滅び行く運命を辿るのか。







弱き者は、茫然と見ているだけだった。


己のちっぽけさを悔やみ、恨み、無力さに失望し。


今は悪の手から息を潜め、逃げ延びる事で精一杯だった。








…あぁ、これでもわたしは



誇り高き戦闘民族、サイヤ人なのか…。












         Light of Hope












わたしは無力だ。

その事を身を持って知ったのは、あの日あの場所あの時間。




今はもう、一瞬であれど思い出したくもない過去ではあるけれども。

忘れてはならない戦いが続いていた。





わたしは己の無力さを呪う。

自分さえ…強ければ、と。

己より強き勇者は皆息を引き取って。

弱き者はただ、希望なく生き残って…。








あの世で…、勇敢に挑み死んでいった戦士達に、会わせる顔がない。





「…父上と母上にも、会わせる顔がありませんね。」




両親もまた戦士だった。


…その血を引いている筈なのに。





「なぜ、わたしは弱いの?」





自問自答を繰り返す日々。





“この”世界はまだ平和だったけれど。


ずっと答えの出ることがない、己がわたしは嫌いだ。





「……。」




いっその事、全てに目を背けて


この平和な世界に留まってしまおうか。




もう辛い思いも、戦うことも


大切な人を失う悲しみも



何もかも、二度と味わうことは無いだろう…。


それが、どんなに楽なことか。




「それでもわたしは」




また、己の許の世界へ戻るのだろう…。


戦闘民族としての、サイヤ人としてのプライドが許さないから。



決して、歴史に名を刻めなくても


己の死に場所は…。





「また考え事か?」


「……、貴方には関係ないわ」





ふと顔を上げれば、黒髪から覗く見たくない顔。


こんな時に限って貴方と会ってしまうのも、運の尽きかしらね。





「…1つ、気になっていたんだが」


「なによ」


「なぜ、君はこの世界に来た?」


「じゃあ、その言葉…そっくりそのまま貴方に返すわ」


「……。」


「……。」







お互い、目的があってこの世界にいるのは間違いではない。


わたしがこの世界にいる理由は…。






己の世界の、希望になるためだ。







“…必ず、救うから…!”








黒雲が漂う、破壊によって殆どが失われてしまった

あの世界に、一筋の光を。





「…やはり君とは気が合わないな」


「…。 そんなことないわよ」


「なに?」








わたしには


悩んでいる時間も

悔やんでいる時間もない事を



気付かせてくれたわ。





「手合わせ願おうかしらね」


「今?」


「そう。 逃げるの?」


「俺が? …まさか。 受けて立とう」


「ふふっ、そうこなくちゃ」






心に厚く掛かっていた、悔やみと言う名の黒雲にもまた。



希望の光が射した気がした…。








(わたしは強くなるの)
(あの世界の、希望になる為に)
(それは、生死を賭けた…。)





end.







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訪れた素敵なお嬢様方数。
プロフィール
HN:
南 瓜々(みなみ ちゃちゃ)
性別:
女性
職業:
どっかの指導員
趣味:
イラスト、ゲーム、野球観戦
自己紹介:
劇場版人造人間とDBHのアバターを愛してやまない成人済多情系(?)腐女子とはオレの事です。
画力に自信がない故、メジャーCPは見る派に移行して、マイナーなキャラばかり描く傾向アリ。…故に、いつもぼっちです(泣)

愛用するPCはMacBookPrp、ソフトはPhotshop、Illustratorを初心者並みに扱っています…。
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